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JPX400における問題点(高ROEは本当に高いリターンを生み出すのか)
 大げさに書いてみましたがw端的に申しますと、問題点は、
ROEの持続性が担保されていない点だと思います。

なぜなら、JPX400に採用する銘柄の基準は機械的に決まっていて、
1、直近3年間平均ROE
2、直近3年間累積営業利益
3、時価総額
を基準としているからです。
(詳細は省略しますので東証HP見てください)

これは僕の推測になりますが、
次の銘柄入れ替えで、
デフレ時に好調だったスカイマークは競争激化で収益が悪化して基準を満たさなくなり指数を外れます。
逆に大和証券はアベノミクスの波にのって高収益を上げたため、営業利益、ROE共に大幅改善して、時価総額も申し分ないためおそらく加えられる事になるでしょう。
(今まで2010-2012が参照されていたものが、2011-2013が参照されることになり、2010は良かったけど2013が悪かった企業が抜けやすくなり、2010が悪かったが2013が良かった企業が加えられやすくなる。両者はそれに当てはまると推測している。詳細は短信有報など1次ソース参照)


この2銘柄だけ見てみても、3年間の業績を見るだけだと、事業環境諸々により、調子よくなると入り調子悪くなると抜けるということが発生します。
結果的に高値でつかんで安値でぶん投げることがたくさん発生するのではないでしょうか。
僕はそれが問題だと思っています。
景気サイクルの誤差を除くためにも、せめて過去10-15年の業績を参照するくらいは必要とするべきなのかなぁと思います。
そうすることで、持続的に効率よく利益を上げる銘柄をスクリーニングできるのではないでしょうか。


PS
ついでに言いますと、借金しまくって財務レバレッジが高い場合も高ROEになるので
純資産でなく総資産を基準にしたROAのほうが個人的には優秀な指標なんじゃないかと思ってます。
そうすると、売掛金と買掛金がバランスしている型の企業が不利になるので問題かもしれませんが。
そもそも指標ひとつで盲目に判断しようとしたらいくらでも隙をつかれちゃうって話ですよね。

PS
もうひとつ問題なのは、どんなに高PERでも基準を満たしてれば自動的に採用しちゃうことですね。
通常、ファンダメンダルインデックス投資(なんらかのファンダメンダル指標を基準としてインデックスファンドのように機械的に運用する投資)では、配当やPERが基準となっていることが多いため、割高すぎる銘柄が弾かれ、銘柄入れ替え時にも割高になると入れ替えられるというギミックが発動します。
JPX400にも株価に関連した指標を加えて調整したほうがいいかもしれません。

PS
よーするに、持続性が大事だということ。
いくら良くても高すぎたら損する可能性が高いということ。
JPX400はその当たり前のことを守ってないんじゃないか!
と思うんですよ。


author:ダル♪, category:株式投資(企業), 05:04
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